日本で生活をしていたら当たり前に利用するコンビニですが、ニュージーランドにはコンビニはあるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ニュージーランドのコンビニ事情を詳しく解説し、オークランドの中心部に展開する「77 CONVENIENCE STORE」についてもご紹介します。
ニュージーランドにもコンビニはある?
ニュージーランドには、日本のような「コンビニ」はありません。どちらかというと、個人経営の小さなお店やガソリンスタンドに併設されたミニマートが一般的です。
しかし、近年、オークランドなどの大都市を中心に、日本のコンビニに近い形態のお店が増えてきています。
日本のコンビニとの違いは?
ニュージーランドのコンビニは、日本のコンビニとはいくつか大きな違いがあります。
まず、日本のコンビニのように、24時間営業している店舗は非常に少ないです。
ほとんどの店舗は夜12時ごろまでには閉まることがほとんどです。
また、日本のコンビニでは当たり前の、公共料金の支払い、宅配便の発送・受け取り、チケットの発券、コピー・印刷サービスなどは、基本的にニュージーランドのコンビニでは利用できません。
日本のコンビニでは当たり前の店内トイレも、ニュージーランドのコンビニにはほとんどありません。
ニュージーランドのコンビニの決済方法
ニュージーランドのコンビニでの支払い方法は、現金はもちろん、クレジットカードやデビットカードが広く利用できます。
特にクレジットカードは、ほとんどの店舗で使うことができます。Apple PayやGoogle Payといったモバイル決済も普及してきています。
しかし、日本のコンビニで普及しているQRコード決済は、ニュージーランドではまだあまり一般的ではありません。

基本的にはクレジットカードやデビットカード、または現金での支払いを想定しておきましょう。
ニュージーランドのコンビニは高いって本当?
ニュージーランドのコンビニは、スーパーマーケットと比較すると、全体的に価格が高い傾向にあります。これは、日本のコンビニと同様で、利便性に対する対価と考えられます。
特に、飲み物やお菓子などは、スーパーでまとめ買いする方が断然安いです。
しかし、急に何か必要なものがあったり、小さい店内でサクッとお買い物を済ませたい場合には、コンビニが非常に役立ちます。
ニュージーランドのコンビニ「77 CONVENIENCE STORE」とは

ニュージーランドのコンビニの中でも、特にオークランドの中心部に多く店舗を構えるのが77 CONVENIENCE STOREです。

スーパーマーケットが閉まった後や、ちょっとした買い物が必要な時にとても便利です。
77 CONVENIENCE STOREの店舗情報
77 CONVENIENCE STOREの店舗の住所は以下の通りです。(公式インスタグラムより参照)
※最新の店舗情報はGoogleマップなどでご確認ください。
都市 | 住所 |
オークランド | 68 Victoria Street West, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 103 Victoria Street West, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 32 Queen Street, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 239 Queen Street, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 47 Customs Street East, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 167 Victoria Street West, Auckland CBD, Auckland 1010 |
オークランド | 23 Commerce Street, Auckland CBD, Auckland 1010 |
77 CONVENIENCE STOREの品揃え
77 CONVENIENCE STOREで実際にどのようなものを購入できるのか、私が実際に足を運んでみた様子をご共有します。
アイス

日本のコンビニのように、季節に関わらずアイスが売っています。特に、「Ben & Jerry’s」のアイスが種類豊富に置いてあります。アイスのブランド自体の数は日本ほど多くはありません。

特にミルクやチョコレート系の味が多いと感じました。日本のような果物や抹茶、ソーダなどのアイスは見かけませんでした。
ニュージーランドのお土産

77 CONVENIENCE STOREでは、チョコレートや紅茶などのニュージーランドならではの商品も取り扱っています。観光客の方や一時帰国する方など、ちょっとしたお土産にもぴったりです。

値段はスーパーの方がお買い得です。ただ、とても手軽に買うことができるのがとても魅力的だと思いました。
お菓子

クッキーや、オーストラリアの有名なお菓子「TimTam」など、種類豊富に置いてあります。

日本で学生の方や会社員の方がちょっとコンビニに行って買ってしまうのと同じ感覚で、チョコバーなど、小さくてついつい買いたくなってしまうお菓子がたくさんある印象です。
歯磨き粉などの日用品

旅行中に急に必要になった歯磨き粉やシャンプー、ボディソープといった日用品も、77 CONVENIENCE STOREで手に入ります。

旅行中の夜などに「忘れた!」と気づいた際も安心です。スーパーマーケットは閉まっていますが、77 CONVENIENCE STOREは比較的遅くまで空いています。
カップ麺や調味料

77 CONVENIENCE STOREには、カップ麺やインスタント食品、オリーブオイルやチリソースなどの調味料が揃っています。価格は少し高めですが、学校や仕事の帰りについでに買う際などに便利です。

辛ラーメンやプルダックポックンミョンなどの韓国のインスタント麺が置いてあるのが印象的でした。
飲み物

日本のコンビニと同じように、ジュースやコーヒー、エナジードリンクなどが冷蔵庫に入って売っています。
学校や仕事の前に簡単に買うことができておすすめです。
まとめ
ニュージーランドにもコンビニはありますが、日本のコンビニほど便利で品揃えが豊富なわけではありません。
しかし、何かのついでにサクッと買い物をしたい際や、遅い時間にどうしても必要なものがあった際などに、ニュージーランドのコンビニは十分役に立ちます。
オークランドの「77 CONVENIENCE STORE」は街の中心部にたくさんあるので、ぜひ一度行ってみてくださいね。
ニュージーランドのコンビニに関するよくある質問
- Qニュージーランドのコンビニでは、お酒を買うことはできますか?
- A
ニュージーランドのコンビニではお酒は販売されていません。
お酒は「ボトルショップ」と呼ばれる酒類専門店やスーパーマーケットで購入できます。
- Qニュージーランドのコンビニでも、日本のように公共料金の支払いはできますか?
- A
ニュージーランドのコンビニでは、日本のコンビニで提供されているような公共料金の支払い、チケットの発券、宅配便の受け取りなどのサービスは提供されていません。
これらのサービスは、郵便局や各サービス会社の窓口で対応しています。
- Qニュージーランドのコンビニは、日本のように24時間営業していますか?
- A
ニュージーランドのコンビニで24時間営業している店舗は多くはありません。
夜遅くまで開いている店舗は多いですが、利用する際は事前に営業時間をチェックしておくことをお勧めします。
- Qニュージーランドのコンビニにはトイレはありますか?
- A
ニュージーランドのコンビニでは、トイレは無いことが多いです。
オークランドは公園や道に公衆トイレがあるため、出先でトイレに行きたくなった際は地図アプリなどで「public toilet」と調べてみましょう。(特に夜は危険な場合がありますのでご利用の際はご注意ください。)