カナダ・ブリティッシュコロンビア州の州都であるビクトリアは、イギリス文化の面影を残す美しい街です。
そんなビクトリアを訪れる皆さまにぜひ知ってほしい場所が、今回ご紹介するフィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）です。
この記事では、フィッシャーマンズワーフの魅力や楽しみ方、おすすめグルメなどを解説します。
カナダへの留学やワーホリを控えている方、観光で訪れる予定のある方は、ぜひこの記事を読んで、旅の計画を立てる際の参考にしてください。
フィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）とは？
カナダ・ビクトリアの中心部、インナーハーバーのすぐ近くに位置するフィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）は、港町ビクトリアのシンボル的な観光スポットです。
この場所はただの観光地ではなく、カラフルな水上住宅が立ち並ぶユニークなコミュニティで、実際に人々が住んでいます。
新鮮なシーフードが味わえる飲食店や、地元のアーティストが手掛けたアート作品を扱うショップ、そしてホエールウォッチングなどのアクティビティの拠点としても賑わっています。
フィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）の基本情報
| ・住所 1 Dallas Rd, Victoria, BC V8V 0B2 ・営業時間 多くのレストランやショップは、午前11:00頃からオープンしています。 訪問前に各店舗の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。 ・入場料 無料で散策できます。 ・公式サイト https://www.fishermanswharfvic.ca/ |
ビクトリアのフィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）へのアクセス方法
フィッシャーマンズワーフは、ビクトリアの中心部から手軽にアクセスできる場所にあります。
ここでは、3つの主要なアクセス方法とバンクーバーからのアクセスをご紹介します。
ダウンタウンから歩いて行く場合
ビクトリアのダウンタウンからフィッシャーマンズワーフまでは、インナーハーバー沿いの美しい道を歩いて行くのがおすすめです。
The Breakwater District at Ogden Pointからは徒歩10分程度の距離にあり、港の景色を楽しみながらのんびりと散策できます。
St. Lawrence Street または Dallas Road に入ると簡単に見つけられます。
水上タクシーで行く場合
一味違ったアクセスを楽しみたい方には、ビクトリア唯一の水上タクシー「Victoria Harbour Ferry」の利用がおすすめです。
海の上からビクトリアの街を眺めながら移動できます。エンプレスホテル近くのドックなど、複数の場所から乗船できるため、観光ルートに合わせて利用するのも良いでしょう。
バスで行く場合
ダウンタウンからバスを利用する場合は、BC Transitのバスに乗車します。
2番または5番のバスに乗って、「Erie St at Dallas Rd – Fisherman’s Wharf」というバス停で降りると、徒歩2分ほどで到着します。
バンクーバーから行く場合
バンクーバーからフェリーに乗ってビクトリアへ行くことができます。
バンクーバーのダウンタウン発の日帰りのツアーなどもあるため、バンクーバーから1日で観光してみたい方はぜひチェックしてみてください。
フィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）の楽しみ方7選！見どころとおすすめの過ごし方
ここでは、フィッシャーマンズワーフを訪れる際の、7つのおすすめの過ごし方をご紹介します。
1. カラフルな水上住宅を眺めながら散策する
海に浮かぶ色とりどりの水上住宅はフィッシャーマンズワーフの魅力の一つです。
水上住宅の窓辺には花が飾られていたり、個性的なオブジェが置かれていたりして、散歩しているだけでも飽きない光景です。
2. 新鮮なシーフードを堪能！フィッシュ＆チップスがおすすめ
桟橋にはいくつかのお店が立ち並んでいますが、特にフィッシュ＆チップスはおすすめです。サクサクの衣に包まれた白身魚のフライと、揚げたてのポテトは、海を眺めながら屋外のテーブルで食べるのが最高です。
特に有名なのが「Barb’s Fish & Chips」で、地元の人々や観光客で常に賑わっています。
また、シーフード以外にも、ドーナツやアイスクリームの屋台もあるので、食後のデザートにも困りません。
私も留学中にいただきました。夕方のピーク時間帯に行き、提供までに時間がかかったため、時間に余裕を持つようにするといいでしょう。
味はとても美味しいので待つ価値はあります。
3. 写真映えするスポットで思い出の一枚を撮る
フィッシャーマンズワーフは、どこを切り取っても絵になる写真映えスポットです。
また、桟橋の端まで歩いていくと、ビクトリアのインナーハーバー全体を見渡せる景色も広がっています。
天気が良いと、とても綺麗に夕日を見ることができます。
4. 海のアクティビティでビクトリアを満喫
フィッシャーマンズワーフでは、水上タクシーである「Victoria Harbour Ferry」に乗船することができます。
「Happy People on Happy Boats!」というコンセプトの可愛らしい「ピクルスボート」に乗って、海の上から街を眺めたり、水上飛行機の離着陸を間近で観察したりすることができます。
また、フィッシャーマンズワーフからは、ホエールウォッチングツアーもでています。
ビクトリアの周辺海域はシャチやクジラ、アシカなどの海洋生物が多く生息しており、大自然の中で野生動物に出会うチャンスがあります。
特に夏から秋にかけてはシャチの目撃情報が多く、ダイナミックな姿を間近で見ることができるかもしれません。
5. 地元のアーティスト作品やお土産をショッピングする
フィッシャーマンズワーフには、地元のアーティストが手掛けたユニークな作品や、ビクトリアらしいお土産を販売するショップもあります。
ダウンタウンのお土産屋さんでは見かけないような特別なアイテムを見つけられるかもしれません。
6. 野生のアザラシや海洋生物を探してみる
フィッシャーマンズワーフ周辺には野生のアザラシが生息しており、桟橋のすぐそばまでやってくることがあります。
アザラシ以外にも、カワウソや鳥など、野生の海洋生物を見かけるチャンスがあります。
7. 周辺の観光地とあわせて一日観光を楽しむ
フィッシャーマンズワーフは、ビクトリア市内の他の観光スポットからもアクセスが良いため、周辺の観光地と合わせて一日をかけて楽しむことができます。
もちろん、ビクトリアのダウンタウンでおしゃれなカフェや雑貨屋さん、お土産屋さんを見て回るのもいいでしょう。
フィッシャーマンズワーフから歩いて30分ほどで行くことができる、広大な敷地を持つ「ビーコンヒル・パーク（Beacon Hill Park）」もおすすめです。
公園内には野生のクジャクがいたり、池や橋があったりと、見どころが満載です。
まとめ
カナダ・ビクトリアにあるフィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）はただ美しい景色を眺めるだけでなく、美味しい食事をしたり、アクティビティに参加したり、可愛い野生動物に遭遇したりと、色々な楽しみ方ができます。
旅行でいらっしゃる方はもちろん、留学、ワーホリの方もぜひ行ってみてくださいね。
カナダ・ビクトリアのフィッシャーマンズワーフ（Fishermans Wharf）に関するよくある質問
- Qフィッシャーマンズワーフの入場料はかかりますか？
- A
フィッシャーマンズワーフは、誰でも無料で入場し、自由に散策することができます。
ただし、水上住宅は個人が住んでいる私有地ですので、プライバシーに配慮し、立ち入らないように注意してください。
- Qビクトリアのダウンタウンからフィッシャーマンズワーフまで歩いて何分くらいですか？
- A
ビクトリアのダウンタウンからフィッシャーマンズワーフまでは、インナーハーバー沿いの道を歩いて約10〜15分程度です。
海沿いの景色を楽しみながら、散歩がてら訪れることができます。
- Q悪天候の日でもフィッシャーマンズワーフは楽しめますか？
- A
フィッシャーマンズワーフは基本的に屋外の施設なので、天候に左右されやすい場所です。
しかし、一部のレストランは屋根付きの席も用意しており、雨の日でも新鮮なシーフードを味わうことができます。
- Qフィッシャーマンズワーフでは何が食べられますか？
- A
新鮮なシーフードを使ったフィッシュ＆チップスやフィッシュタコス、ロブスターロールなどが人気です。
また、アイスクリームやドーナツ、コーヒーなども販売されており、軽食を楽しむこともできます。