ニュージーランド最大の都市、オークランドの中心部に位置する「オークランド美術館(Auckland Art Gallery Toi o Tāmaki)」は、アート好きならずとも一度は訪れたい観光名所で、皆さまが気軽に本物のアートに触れられる環境が整っています。
本記事では、オークランド美術館のチケット情報やアクセス方法、館内ルールまで、詳しく解説します。
オークランド美術館(Auckland Art Gallery)の基本情報
オークランド美術館は、歴史的な建築と現代的なデザインが融合した場所です。
17,000点を超える膨大なコレクションを誇り、ニュージーランドの歴史から現代アートまで幅広く網羅しています。
オークランド美術館の利用案内:開館時間・アクセス・Wi-Fi

| ・開館時間と定休日(美術館) 営業時間:毎日 10:00 〜 17:00 定休日:クリスマス当日(12月25日)のみ ・営業時間と定休日(カフェ) 営業時間:毎日 10:00 〜 16:00 備考:月曜・火曜はドリンクとキャビネットフード(軽食)のみの提供 ・アクセス 住所:Cnr Kitchener and Wellesley Streets, Auckland CBD 行き方:Waitematā(旧ブリトマート)駅から徒歩約15分、スカイタワーから徒歩約10分 最寄バス停:City LINK(7053/7054)、Outer LINK(Wellesley Street沿い) ・電話番号 +64 9 379 1349 ・館内Wi-Fi 利用料金:無料(1日1GBまで) 接続ネットワーク名:Auckland Art Gallery ・公式サイト:https://www.aucklandartgallery.com/ |
入館料とチケットの最新情報

オークランド美術館は基本的には無料で楽しめますが、一部の大型展示ではチケットが必要な場合もあります。
一般展示は「無料」で誰でも入館OK
オークランド美術館の一般展示(General Admission)は無料です。
かつては海外観光客向けに料金が設定されていた時期もありましたが、現在はニュージーランド居住者だけでなく、世界中から訪れる皆さまが無料で入館できるようになっています。

チケットカウンターで長い列に並ぶ必要もなく、そのまま入り口から展示に入ることができます。
特別展のチケット料金と買い方
海外から貴重な作品を招聘する大型の特別展示などは有料(大人29.50ドル〜34.50ドル程度)となります。
有料チケットは、館内のカウンターまたは公式サイトで事前にオンライン予約が可能です。
学割を使うことも!
学生の皆さまにとって嬉しいのが、有料の特別展やメンバーシップ料金に設定されている「学生割引」です。
ニュージーランド国内の学生証はもちろん、国際学生証(ISIC)などを提示することで、通常料金よりもお得にチケットを購入できる場合があります(例:有料展示が25.50ドルなど)。

また、もしICOM(国際博物館会議)のカードをお持ちであれば、有料の展示も無料で鑑賞できるようです。
頻繁に通うなら「メンバーシップ」がお得
オークランドに長期滞在する予定の方や、アートが大好きで何度も通いたい方には「メンバーシップ」への入会がおすすめです。
年会費(一般95ドル、学生60ドル)を支払うことで、有料の特別展に無料で何度でも入場できるほか、メンバー専用ラウンジの利用、ショップやカフェでの割引(10%OFF)といった豪華な特典が受けられます。
さらに、メンバー向けの限定ツアーやトークイベントも充実しているため、より深くアートの世界に浸りたい方にはいいでしょう。
入館前に必ずチェックしたい館内ルール
貴重な作品を保護し、来館者全員が気持ちよく鑑賞するために、美術館にはいくつかの重要なルールがあります。

大きな荷物やリュックは「無料クローク」へ
展示室内に大きなバックパックやリュックサック、ショッピングバッグ、傘などを持ち込むことはできません。
これは、意図せず作品に荷物が接触して傷つけてしまうのを防ぐためです。
館内には無料のクロークが完備されていますので、大きな荷物は預けてから鑑賞をスタートしましょう。
写真撮影のルール:フラッシュや自撮り棒は禁止
館内では、個人の楽しみとして写真や動画を撮影することが許可されています。
ただし、フラッシュ撮影、三脚、自撮り棒(セルフィースティック)の使用は厳禁です。
また、作品の隣に「カメラに斜線」が入ったマークがある場合は、著作権や文化的な理由で撮影が禁止されています。
マオリの肖像画を鑑賞する際の敬意とマナー
美術館には、ニュージーランドの先住民であるマオリの人々の肖像画(tīpuna)が多く展示されています。
これらの肖像画は、子孫の方々にとって魂が宿る「宝(taonga)」として非常に大切にされているものです。
基本的には個人利用の撮影は可能ですが、商業目的の利用や、被写体を侮辱するような撮影・投稿は固く禁じられています。
館内の見どころと休憩スポット
4フロアにわたる広大な館内には、アート作品だけでなく、カフェやショップなど魅力的なスポットがたくさんあります。
数年単位で入れ替わる!今しか出会えない多彩な展示
オークランド美術館の大きな特徴は、数ヶ月の短い特別展だけでなく、2〜3年という長い期間をかけてじっくりと公開される「長期展示」が充実している点です。
例えば、2026年11月まで開催されている『Ngā Taonga Tūturu: Treasured Māori Portraits』は、ニュージーランドの魂に触れることができる非常に重要な展示です。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて描かれたマオリの先祖(tūpuna)の肖像画や木彫り(whakairo)が並び、マオリ文化における伝統やアイデンティティを深く感じることができます。
また、同じく2026年11月まで歴史あるマッケルビー・ギャラリー(Mackelvie Gallery)で公開されている『Threads of Time: Travel, Trade & Textiles』は15世紀から18世紀のヨーロッパのアートを「テキスタイル(織物)」という視点から紐解くユニークな展示です。
豪華な衣装を描いた絵画や彫刻を通して、当時の社会背景や流行を垣間見ることができます。


期間限定の展示に加えて、日によってはイベントが開催されていることがあります。
私が訪れた日は、子供向けのクラフトイベントが開催されていました。
1階の「Gallery Café」でアートな休憩タイム

鑑賞の合間には、1階(Level 1)にある「Gallery Café」で一休みできます。
カフェの詳細は公式サイトをご覧ください:https://www.aucklandartgallery.com/visit/visitor-information/cafe

本格的なコーヒーやスイーツ、軽食が揃っており、メンバーの方なら10%の割引も受けられます。
お土産探しにぴったりのミュージアムショップ


グランドフロアにあるショップは、お土産やギフト探しに最適な場所です。
展示に関連した図録はもちろん、地元のアーティストが手がけたジュエリー、ポストカード、ステーショナリーなど、センスの良いアイテムが並んでいます。
ランチは隣の「アルバート・パーク」がおすすめ
館内の展示エリアでは飲食が禁止されていますが、自分で持参したお弁当などを食べられるスペースとして、美術館のすぐ裏手にある「アルバート・パーク(Albert Park)」が最適です。

天気の良い日には、芝生の上でピクニック気分を楽しむ地元の人や学生の姿が多く見られます。
まとめ
オークランド美術館は、誰もが無料で気軽に訪れることができる場所です。
2026年現在一般展示は無料で、アクセスも中心部から徒歩圏内と非常に良好です。
マオリの深い歴史から、最新の現代アートまで、知ることができます。
オークランドを訪れる際は、ぜひこの美しい美術館で、心豊かなひとときを過ごしてみてくださいね。
オークランド美術館(Auckland Art Gallery)についてよくある質問
- Qオークランド美術館の入館料は、ニュージーランド居住者以外や観光客でも本当に無料で見学できるのでしょうか?
- A
はい、オークランド美術館の一般展示(General Admission)は、ニュージーランド居住者であるかどうかを問わず、すべての観光客の皆さまが無料で入館可能です。
ただし、特定の期間限定で開催される「特別展」については、別途チケット料金が発生する場合があります。
※情報は予告なしに変わることがありますので最新の情報は公式サイトをご確認ください。
- Q大きなバックパックやリュックを背負ったまま展示室に入ることはできますか?また、荷物を預ける場所の料金を教えてください。
- A
作品の安全を守るため、大きなリュックやバックパック、傘などを背負ったまま展示室に入ることはできません。
入館してすぐの場所に無料のクロークがありますので、そちらに荷物を預けてください。
小さなハンドバッグなどは持ち込み可能です。
- Q館内で個人のSNS用に写真や動画を撮影することは可能ですか?撮影が禁止されている展示品や、フラッシュ使用などの注意点も知りたいです。
- A
はい、個人利用の目的であれば、写真や動画の撮影は可能です。
ただし、フラッシュ撮影、三脚、自撮り棒の使用は禁止されています。また、作品の横に「カメラに斜線のマーク」がある展示品は撮影禁止です。
- Qオークランド美術館の全ての展示をじっくり見て回る場合、どれくらいの所要時間をスケジュールに入れておけば良いですか?
- A
全てのフロアを網羅し、主要な作品をじっくり鑑賞する場合、少なくとも1時間から1.5時間程度の所要時間をみておくのがおすすめです。
アートに詳しく、1点ずつ詳細に解説を読みたい方や、特別展も併せて鑑賞される場合は、2時間以上確保しておくと余裕を持って回れます。閉館が17:00ですので、遅くとも15:30頃までに入館すると安心です。
- Q館内に自分で持ってきた飲み物やお弁当を食べられるスペースはありますか?また、館内のカフェは何時まで営業しているか教えてください。
- A
展示室内での飲食は厳禁ですが、館内のアトリウムにある椅子やテラス、屋外のアンフィシアターでは持参した飲食が可能です。
また、隣接するアルバート・パークでのピクニックもおすすめです。
館内の「Gallery Café」は毎日10:00〜16:00まで営業しています(月・火はドリンクとキャビネットフードのみ)。



