映画『楓』の「原作」は存在する？スピッツの名曲から生まれた物語を徹底解説

2025年12月19日（金）に公開する映画『楓』。

「スピッツの名曲を映画化」という情報から、「原作小説があるの？」「元になった漫画は？」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、映画『楓』の物語の成り立ちと、原作の有無について詳しく解説します。

映画『楓』に「原作」は存在せず、スピッツの楽曲が「原案」です

映画『楓』は、「原作」ではなく、スピッツの永遠の名曲「楓」を「原案」として誕生したラブストーリーです。

映画『楓』のストーリーはスピッツの「楓」から着想を得ています

映画『楓』は、人気漫画や小説などの「原作」が存在するのではなく、ロックバンドスピッツの楽曲「楓」からインスピレーションを受けて物語が作られました。

映画のクレジットでは、作品の根幹となるアイデアを提供したという意味で、「原案・主題歌：スピッツ『楓』」と記載されています。

この映画は、“喪失を抱く男女”が織りなす切ないラブストーリーで、楽曲の世界観を大切にしながら、新たな物語として紡ぎ出されています。

映画『楓』の公式ノベライズ版は2025年11月20日（木）に発売決定

「原作」は存在しませんが、映画の物語を文章で追体験できるノベライズ版が、公開に先駆けて発売されています。

ノベライズ版は映画公開前に発売！著者や価格は？

映画の感動を文字の世界でも楽しみたい方向けに、映画ノベライズ『楓』が発売されます。

• 発売日： 2025年11月20日（木）
• 著者： 山本瑤
• 価格： 682円（税込）

こちらは映画の「原作」ではなく、映画の物語を小説化したものとなります。

映画『楓』の基本情報

• 公開日: 2025年12月19日（金）
• 原案・主題歌: スピッツ「楓」（Polydor Records）
• 監督: 行定勲
• 脚本: 髙橋泉
• 出演: 福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗（Travis Japan）、大塚寧々、加藤雅也
• 配給: 東映／アスミック・エース

劇中歌で十明さんやSUPER BEAVER・渋谷龍太さんが「楓」をカバー

原案となったスピッツの名曲「楓」は、物語の重要なシーンで劇中歌としても使用されます。

物語をさらに深く彩るため、アーティストによるスペシャルカバーが行われます。

第1弾として透明感あふれる歌声を持つ十明（とあか）さん、第2弾としてスピッツ愛に溢れる熱い歌声を持つSUPER BEAVER・渋谷龍太さんの参加が決定しています。

映画『楓』のストーリー

映画『楓』は、恋人の恵を突然の事故で失った亜子が、恵と瓜二つの双子の兄・涼と出会うことから物語が動き出します。

亜子は彼を恵だと思い込み、涼は真実を告げられないまま彼女を支えようとします。

ふたりの共同生活の中で、喪失感や罪悪感、揺れ動く感情が交錯し、関係は次第に複雑さを増していきます。

本作は、愛と再生をテーマに、人が抱える心の傷や「忘れられない思い」の行方を丁寧に描いた作品です。

映画『楓』のロケ地はニュージーランド！壮大な自然が舞台に

作中では、壮大な自然を背景にした美しい映像が楽しめます。映画の撮影は、ニュージーランドで実施されました。

緑豊かな山々や湖、そして世界遺産であるテカポ湖の星空など、ニュージーランドの壮大な自然が劇中の舞台となっています。

まとめ

映画『楓』は、スピッツの同名楽曲を「原案」として制作されたオリジナルストーリーであり、「原作」の小説や漫画は存在しません。

映画の脚本に基づいたノベライズ版は、2025年11月20日（木）に発売されます。

映画の公開は2025年12月19日（金）です。名曲の世界観と豪華キャスト・スタッフが紡ぎ出す感動のラブストーリーを、ぜひ劇場でお楽しみください。

映画『楓』の「原作」に関するよくある質問