ニュージーランドの図書館カード（ライブラリーカード）の作り方！留学・ワーホリ中に無料で本を借りる方法

ニュージーランドでの留学やワーキングホリデーをしている方の中には、図書館の本を借りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ニュージーランド（オークランド）現地の図書館カード（ライブラリーカード）の作り方から、その活用法までを詳しく解説します。

ニュージーランドの図書館ってどんな感じ？

ニュージーランドの図書館は、本を借りるだけでなく、勉強や仕事をする場、コミュニティと交流する場でもあります。

オークランドには、50以上の図書館があり、本を借りたら、オークランド内のどの図書館で返却してもいいことになっています。
主要の図書館は下記のとおりです。

情報は2025年8月のものです。最新情報はAuckland Council Librariesのページをご覧ください。

ニュージーランドの図書館カードはこんなに便利！

ニュージーランドの図書館カード（ライブラリーカード）があれば、自宅からでも24時間いつでもアクセスできる電子書籍やオーディオブック、雑誌、新聞などを無料で利用できます。

さらに、各図書館では、読み聞かせ会や英会話サークル、IT講座など、さまざまなイベントが開催されており、現地のコミュニティに参加するきっかけにもなります。

日本の図書館との違いは？

ニュージーランドの図書館は飲食が可能なエリアが広く設けられていたり、ソファーやクッションが置かれていたりと、リラックスして過ごせる工夫がされています。

さらに、電子書籍やオンラインデータベースが非常に充実しています。
日本の図書館と比べて、より多様なサービスが提供されている印象です。

ニュージーランドの図書館カード（ライブラリーカード）を作ってみよう

ニュージーランドでの読書ライフを始める第一歩は、図書館カード（ライブラリーカード）を作ることです。

オークランドの図書館ではオンラインでの事前登録が可能で、手続きは非常に簡単です。

図書館カード作成に必要なもの

オークランドの図書館でカードを作成する場合、以下の2点が必要です。

1. 有効なEメールアドレス
2. オークランドの現住所

オンライン登録完了後、実際のカードを受け取る際には、さらに顔写真付きの身分証明書（パスポートなど）が必要になります。

オークランド図書館カードの作り方ステップ

オークランドの図書館カードは、オンラインでの事前登録と、図書館での本登録の2ステップで簡単に作成できます。

ステップ1：オンラインで仮登録

まず、オークランド図書館のウェブサイトにアクセスし、オンライン登録フォーム「Join the library online」に必要事項を入力します。

＞＞図書館のウェブサイトはこちら

フォームでは以下のような項目が聞かれます。

・What is your name?（氏名） ・What is your birth date?（生年月日） ・Please indicate what gender you identify with:（性別 ※任意） ・What is your ethnicity? （民族 ※任意） ・What is your primary reading language?（主要な読書言語） ・Do you live or own property in Auckland?（オークランドに住んでいるか、または不動産を所有していますか？） ここで「I live or own property in Auckland」を選択すると、次に住所を入力する画面が表示されます。 住所の一部を入力すると候補が表示されるので、そこから自分の住所を選択して登録します。 ・What is your phone number? （電話番号 ※任意） ・What is your email address?（Eメールアドレス） ・Let us know if you have any speech, language and communications needs.（言葉やコミュニケーションでサポートが必要な場合はお知らせください ※任意）

このフォームの提出が完了すると、以下のようなメールが届きます。

このメール内のリンクをクリックすると、PIN/パスワードを設定する画面に移動します。

メールに記載されたLibrary card barcode numberを確認し、新しいPIN/パスワードを設定します。

このPIN/パスワードは、電子書籍の利用やアカウント管理に必要となるので、忘れないようにメモしておきましょう。

ステップ2：図書館で本登録とカード受け取り

オンライン登録後、写真付きの身分証明書（パスポートや運転免許証など）を持って、オークランド市内にあるいずれかの図書館を訪れます。

カウンターでオンライン登録済みであることを伝えれば、その場で無料で図書館カードが発行されます。

図書館カード（ライブラリーカード）があれば本も電子書籍も楽しめる！

ここでは、それぞれの本の借り方を詳しくご紹介します。

ニュージーランドの図書館で本を借りる方法

ニュージーランドの図書館で紙の本を借りる方法は、日本とほとんど同じです。

セルフサービス機で手続きする: 多くの図書館には、自分で本の貸し出し手続きができるセルフサービス機が設置されています。図書館カードをスキャンし、本のバーコードを読み取れば手続きは完了です。 カウンターで手続きする: セルフサービス機の使い方が分からない場合は、カウンターにいる係の方にカードと本を渡せば手続きしてくれます。

ニュージーランドの図書館で電子書籍を借りる方法

図書館カード（ライブラリーカード）があれば、電子書籍やオーディオブックも無料で借りることができます。

1.図書館のウェブサイトにアクセス: まずは、利用している図書館の公式ウェブサイトにアクセスします。 2.電子書籍アプリをダウンロード: 各図書館が提携している電子書籍アプリ（後述）をスマートフォンやタブレットにダウンロードします。 3.図書館カードでログイン: アプリ内で、図書館カードの番号とパスワードを入力してログインします。 4.好きな本を探して借りる: アプリ内のカタログから読みたい本を選び、ダウンロードします。

どんな電子書籍アプリがある？

ニュージーランドの図書館が提供している電子書籍アプリには、主に「Libby」や「OverDrive」があります。

• Libby:
  世界中の図書館で広く使われている人気のアプリです。シンプルで使いやすく、多くの電子書籍やオーディオブックが利用できます。
• OverDrive:
  Libbyと同じ会社が運営するアプリで、Libbyへの移行が進んでいますが、まだ利用している図書館もあります。

一度ダウンロードしてしまえば、図書館のウェブサイトにアクセスすることなく、手軽に電子書籍を楽しむことができます。

ニュージーランドの図書館を活用して留学・ワーホリ生活を充実させよう！

ニュージーランドの図書館は、本や電子書籍の貸し出し以外にも、さまざまなサービスを提供しています。

・無料Wi-FiとPC ほとんどの図書館で無料のWi-Fiが利用でき、インターネットに接続されたPCも自由に使うことができます。 ・学習スペース 静かな環境で集中して勉強したい時に、学習スペースや個室を利用することができます。 ・ワークショップやイベント 子供向けの読み聞かせ会や、大人向けの英会話サークル、ワークショップなど、さまざまなイベントが開催されています。

まとめ

ニュージーランドでの留学やワーキングホリデーをより充実させるために、ぜひ図書館カード（ライブラリーカード）を作ってみてくださいね。

無料で本や電子書籍を借りられるだけでなく、地域のコミュニティと繋がるきっかけもあるかもしれません。

ニュージーランドの図書館に関するよくある質問