留学やワーホリでニュージーランドに滞在中で、日本の家族や友人に、ニュージーランドでの生活の様子を伝える手紙やポストカードを送りたいと考える方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ニュージーランドから日本へ手紙やポストカードを送る方法」について、宛名の書き方から最新の料金、日本への到着日数、切手の購入場所、投函方法まで、手順を追って解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ポストカードを用意する
まず、日本へ送る手紙またはポストカードを用意するところから始めましょう。
ニュージーランド国内には、現地ならではの美しい景色やマオリ文化をモチーフにした魅力的なポストカードが数多く販売されています。

ポストカードは、観光地のお土産屋さんや書店、コンビニエンスストアなどで簡単に見つけることができます。
また、手紙を送りたい方は、便箋や封筒をスーパーマーケット(Woolworthsなど)や文房具店(Warehouse Stationeryなど)で購入できます。

ポストカードを選ぶ際に、国際郵便のサイズ制限についても頭に入れておくとスムーズです。
一般的なポストカードのサイズであれば特に問題はありませんが、変形サイズや厚すぎるものは追加料金がかかる可能性があります。
ニュージーランドから日本へ手紙やポストカードを送る際の宛名・差出人の書き方
海外から日本へ郵便を送る際、特に重要になるのが宛名と差出人の書き方です。間違いがあると、日本に届かなかったり、時間がかかってしまう可能性があるため、正確に記入しましょう。
ニュージーランドから日本へ手紙やポストカードを送る場合、宛名は日本語で、差出人は英語で記入するのが最も確実で安全な方法です。
▼ポストカードの場合

▼手紙(封筒)の場合

特にポストカードの場合、宛名とメッセージを書くスペースが限られていますので、スペースが足りなくならないように気をつけて書きましょう。
また、必ず「AIRMAIL TO JAPAN」と目立つ用に記載するのを忘れないようにしましょう。
切手を購入する
宛名と差出人の記入が終わったら、次は切手を購入します。ニュージーランドでは、国際郵便用の切手は「Economy Letters」の料金に対応したものが利用されます。
国際郵便の切手は、ニュージーランドポスト(NZ Post)の窓口で購入するのが最も一般的です。また、Woolworthsなどのスーパーマーケットでも取り扱っています。
NZ Postの窓口で購入する
窓口で購入すると郵便物の重さを正確に測ってもらえるため、料金が不安な場合は窓口で直接確認することをおすすめします。
切手を購入する際には、日本への郵送であることを忘れずに伝えましょう。「I would like to buy stamps for a postcard to Japan.」のように伝えれば、スムーズに対応してもらえます。
切手を購入したら、郵便物の上部スペースに、他の情報と被らないように丁寧に貼り付けましょう。
日本への郵送はいくら?
ニュージーランドから日本へポストカードや手紙を送る際の料金は、郵便物の種類と重さによって細かく異なります。
2025年12月現在、主な料金は以下の通りです。
| ・Aerogramme & Postcards(ポストカード):2.90 NZD 最大サイズ130mm x 235mm、最大重さ10gm ・Medium(中型封筒):4.70 NZD 最大サイズ130mm x 235mm、最大重さ100gm ・Large(大型封筒):5.50 NZD 最大サイズ165mm x 235mm、最大重さ200gm ・Oversize(特大封筒):7.60 NZD 最大サイズ260mm x 385mm、最大重さ200gmの場合、料金は7.60 NZDです。 |
留学やワーホリで送る一般的なポストカードであれば2.90 NZD、標準的な手紙(DLEサイズなど)で100gまでであれば4.70 NZDを目安と考えて問題ありません。
最新の情報は、New Zealand Postの公式サイトをご確認ください。
手紙・ポストカードの投函
切手が貼れたら、いよいよ日本の大切な方へ向けて手紙やポストカードを投函します。
投函方法は主に2つあり、都合に合わせて選ぶことができます。
まず、NZ Postの郵便局の窓口に直接持ち込む方法は、料金が不安な場合や、確実に発送手続きを完了させたい場合に最も推奨されます。窓口で「I’d like to post this letter/postcard to Japan.」と伝えれば、担当者が切手の料金が正しいか確認し、受け付けてくれます。

一方、街中にある郵便ポスト(Mail Box)に投函する方法は、切手さえ貼ってあればいつでも投函できる手軽さが魅力です。

投函口は2つあり、国内郵送用(WithinNZ)と海外郵送用(Overseas)に分かれている場合があるので、必ず、「Overseas」の方に入れるようにしましょう。
NZ Postが入っているコンビニを利用するのもおすすめ
街中のコンビニの中には、NZ Postが併設されているものがあります。

簡単に立ち寄ることができ、コンビニ内の窓口で係の人が切手を用意してくれて購入することができます。
その後コンビニの入り口にあるポストに投函することができるので、手軽です。


「NZ Post」というマークが目印です。Googleマップで「NZ Post」と検索すると見つけることができます。
日本に到着するまでの日数
NZ Postのウェブサイトに記載されている「Economy Letters」の配達目安によると、日本を含む「Rest of the world(その他の国)」への郵送日数は、通常6〜13営業日とされています。
この日数はあくまで目安であり、土日祝日(NZと日本)、現地の郵便局の状況、フライトの状況、そして日本の郵便局での通関や配送プロセスによって変動する可能性があります。

通常、1週間から2週間程度で日本の家族や友人の元に届くと見込んでおくと良いでしょう。
荷物を郵送することもできる
手紙やポストカードとは別に、荷物(Parcel)を日本へ郵送することも可能です。
ニュージーランドポスト(NZ Post)では、荷物を送る際に追跡付きの「Economy Plus」、さらに早い「Courier」や「Express」などのオプションを提供しています。
手紙やポストカードとは異なり、荷物(Parcel)は重さやサイズ、そして希望する配送スピードによって料金が大きく変わります。

例えば、Size4 Box(31.8 cm × 21.6 cm × 50.7 cm=約サイズ100)・10kgであれば、送料は268.98NZD〜です。
詳しくはNew Zealand Postの公式サイトでご確認いただけます。
まとめ
この記事では、ニュージーランドから日本へ手紙やポストカードを送るための最新の料金、日本への到着日数、宛名の書き方、そして切手の購入方法まで解説しました。
ニュージーランドポスト(NZ Post)のEconomy Lettersを利用した国際郵送は、現地の仕組みを一度理解してしまえば、決して難しいものではありません。
ぜひこの記事を参考に、日本に手紙を出してみてくださいね。
ニュージーランドから日本へ手紙やを送る際のよくある質問
- Q手紙やポストカードを出す際に、窓口で「航空便(Airmail)」と伝える必要はありますか?
- A
ニュージーランドから日本へ送る際、窓口で「Economy Letters to Japan」用の切手を購入するか、その旨を伝えるだけで問題ありません。
Par Avion(航空便)ステッカーを貼るか、封筒に「Air Mail」と明記することが推奨されています。
- Qニュージーランドから日本へ送る手紙のサイズや厚さには、どのような制限がありますか?
- A
Economy Lettersとして送れるのは、最大で高さ260mm×長さ385mm×厚さ20mmまでです。重さは最大200gまでという制限があります。
これを超えると追跡サービス付きのサービスや小包(Parcel)扱いとなり、料金が大幅に高くなります。
- Qニュージーランドから日本へ手紙を出すのにはいくらかかりますか?
- A
一般的なポストカード(10gまで)の場合、Economy Lettersの料金は2.90 NZDです。
標準的な手紙(100gまで)は4.70 NZD、大型の封筒(200gまで)は5.50 NZDが目安です。



